8日の日経平均株価は、7日の米ハイテク株安で売りが先行、円が強含むとともに先物主導で日経平均は下げ幅を拡大、前場の早い段階で一旦3万2500円台前半に下落、その後円伸び悩みもあって下げ渋る場面もあったが、後場は再度軟化、米中対立への懸念も重しとして意識されて一時はこの日の安値となる3万2512円80銭(前日比478円28銭安)まで下押し、売り一巡後は下げ渋ったが、戻りは鈍く大引けにかけて上値の重い展開、東証業種別株価指数(全33業種)では鉱業、非鉄金属、精密、電機など30業種が値下がり、証券商品先物、電気・ガス、石油石炭製品株の3業種が値上がり、東証プライム銘柄の82.2%が下落して前日比384円24銭安の3万2606円84銭と大幅続落。東証プライムの出来高は16億3807万株、売買代金は4兆572億円。騰落銘柄数は値上がり277銘柄、値下がり1508銘柄、変わらず49銘柄。市場は、基本的には6日にかけて8連騰してきた分の修正の動きと見ている。ただ今日の日経平均の高値(3万2920円43銭)はSQ値に1円届かず上値抵抗線として意識される可能性もある。いずれにしろ米国株次第だろうと米株に注目のようだ。


8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台前半で推移している。早朝に147円台前半で推移していたドル・円は鈴木財務相が閣議後の記者会見で円安に言及したこともあって午前9時ごろからドル売り・円買いが強まり一時146円60銭近辺まで急落した。その後はドルを買い戻す動きが優勢となって下げ幅を縮小したものの週末ということもあってポジション調整の動きもあり急落する直前の水準まで値を戻したあとは方向感なくもみ合った。

 

週末の個別はホンダとコマツが小幅に上げた以外は下落、パナソニックが2%台、トヨタ、三菱UFJが1%台、三菱重工が小幅に下げて引けている。相変わらず日本株は米株頼みで国内に材料はない。いい加減にしないと国内産業が崩壊しかねない、・・なんてことはないか。しかし国内に材料が出ないものかねえ、・・(-_-メ)。

 

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