7日の日経平均株価は、今日の中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が下落したことで売りが先行、一時下げ渋り持ち直すこともあったが、上値は限られて後場に入り明日8日の9月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出を控えて模様眺めムードが強まる中、手じまい売りが優勢で午後2時54分には同254円67銭安の3万2986円35銭を付ける場面も見られて安値圏で取引を終え、前日比249円94銭安の3万2991円08銭と9日ぶりに大幅反落して取引を終えた。終値ベースで3万3000円を割り込むのは3日ぶり。東証プライムの出来高は14億5499万株、売買代金は3兆6493億円。騰落銘柄数は値上がり629銘柄、値下がり1151銘柄、変わらず54銘柄だった。市場は、米国は原油価格の上昇を受けてインフレを警戒する動きが強まっており先行き不透明感が高まりそうだと先行きを警戒のようだ。
7日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台半ばで推移している。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測されて朝方のドル・円はジリ高で推移する場面があったが、直近の高値を上回ったところで政府・日銀による介入への警戒感も意識されて利益確定売りに上値を抑えられた。その後はやや軟調な展開となったものの時間外における米長期金利の高止まりもあって下値は限られた。
週後半の個別は三菱重工が2%台と上げた。これはH2A47号機の打ち上げ成功のせいだろうか。その他はトヨタ、ホンダ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックとも小幅に下げているが、日経平均の下げに比べるとささやかではある。為替は相変わらず円安で政府日銀の介入と言うが、為替介入しても一時的な効果しかなく根本的な対策が必要だろうが、能無し日銀は打つ手がないのだろう。困ったものではある、・・(-_-メ)。
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