4日の日経平均株価は、前週末に発表された米8月雇用統計を受けて米金融引き締めの長期化懸念が和らぎ同日の米株が総じて堅調で円安・ドル高もあって日経平均は上伸、香港ハンセン指数などアジア株の上昇も支えとなり先物買いに大引けにかけて上げ幅を拡大、東証業種別株価指数(全33業種)では鉄鋼、海運、輸送用機器株、不動産など32業種が値上がり、空運の1業種が値下がり、東証プライム銘柄の77.5%が上昇して前週末比228円56銭高の3万2939円18銭と大幅に6営業日続伸して高値で引けた。東証プライムの出来高は13億3631万株、売買代金は3兆2415億円。騰落銘柄数は値上がり1422銘柄、値下がり372銘柄、変わらず40銘柄。市場は、日経平均は心理的なフシ目となる3万3000円に近づき直近の連騰で利益確定売りへの警戒感がある。一方で週末8日のメジャーSQ(特別清算指数)算出に向けて買い戻しの動きが強まりこの勢いが続く可能性もあると先行きの高値に期待のようだ。
4日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円台前半で推移している。朝方は米労働需給の緩和期待からドル売り・円買いが強まり146円ちょうど近辺まで押し返される場面があったが、その後はドル買いが優勢となりドル円は徐々に持ち直した。一方で今晩の米国が休場のため見送りムードも強くドル・円の上値は限定的だった。追加の手掛かり材料も乏しく午後はほぼ横ばいで推移した。
週明けの個別はすべて上昇、トヨタが3%台、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが2%台、コマツが1%台、パナソニックだけが小幅だった。相も変わらず米株追従の高値だが、為替は円安で変わりがない。少し調整しようと言う気にならないのだろうか、能無し日銀は、・・(-_-メ)。
日本ブログ村へ(↓)