1日の日経平均株価は、日経平均が昨日4連騰した反動で利益確定売りが先行したが、一巡後は持ち直して上げに転じ、海外投資家の買い観測もあって次第高となり前場終盤には3万2845円46銭(前日比226円12銭高)まで上昇したが、買いは続かず後場は上値が重くなり引けにかけて伸び悩み商状、日本時間1日午後9時30分に発表される米8月雇用統計を前に手控え気分に傾いたが、TOPIX(東証株価指数)は5日続伸して前日比17.75ポイント高の2349.75ポイントで取引を終了、8月1日に付けたバブル経済崩壊後の最高値2337.36ポイントを更新、東証業種別株価指数(全33業種)では鉱業、海運、石油石炭製品、鉄鋼など32業種が値上がり、医薬品の1業種が値下がり、東証プライム銘柄の79.1%が上昇して前日比91円28銭高の3万2710円62銭と5日続伸。東証プライムの出来高は13億1819万株、売買代金は3兆2854億円。騰落銘柄数は値上がり1451銘柄、値下がり332銘柄、変わらず51銘柄。
1日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=145円台半ばで推移している。朝方は米長期金利の低下が一服したことを受けてドル買い・円売りが優勢となったが、中国人民銀行(中央銀行)が人民元安の抑制を狙って外貨預金準備率の引き下げを発表して人民元に対するドル売りが対円にも波及、ドル・円は下げ基調を強めた。ただ国内輸入企業によるドル買い・円売りも観測されて下げ止まり米8月雇用統計を前にしたポジション調整の動きもありその後はジリジリと下げ幅を縮小した。
週末の個別はすべてプラスだが、上値は重いようだ。パナソニックが2%台、コマツと三菱UFJが1%台の他はトヨタ、ホンダ、三菱重工は小幅な上げだった。相変わらず株式市場は海外の情勢で動いているが、いい加減国内に材料は出て来ないものだろうか。為替も相変わらずバカみたいな円安だし、日銀はバカだし、どうしようもない。コツコツしっかり技術開発に投資を続けていかないととんでもないことになるだろう、・・(-_-メ)。
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