GR86がモデルチェンジするとか言うネット記事が出回っている。今のGR86では将来の排ガス規制に適合しなくなることと現行型のフロントガラスの寸法では来年から欧州で義務付けられる先進安全システム(信号認識カメラなど)に合わなくなる可能性があるために早期にモデルチェンジすると言うのだ。内容はGRヤリスの1.6リッターターボにハイブリッドを結合してシステム合計出力は330馬力程度、ボディサイズは現行とほぼ同じで全長4.4メートル、全幅1.8メートル、高さが1.3メートル程度、デザインはセミノッチバッククーペのコンセプトは変わらずフロントはプリウス系にGRのフロントを踏襲して大きな開口部を取り入れるとか、・・。トランスミッションはMT、そしてスバルとの共同開発を止めてトヨタ独自の開発になると言う。プラットフォームはISのものを改良して使用するとか。登場時期は2025年を目指していると言う。


●パワーユニットは3気筒1.6Lターボ+モーターのハイブリッド。
●レクサスISのプラットフォームを進化させて採用し、FRレイアウトは継続させる。

 

ということで次期GR86は完全にトヨタのエンジニアリングで作られるクルマになるということらしい。初代~2代目は企画、デザインがトヨタ、設計、開発はスバルという分業制だったのでエンジンはスバルの水平対向4気筒でプラットフォームもスバルのものだったが、次期型は180度方向転換することになるそうだ。その理由は水平対向エンジンでは今後さらに厳しくなる燃費規制に対応できずスバルのSGPにはFR用はなくこれから新規に作り出すのは難しいという判断もあったのではないかと言う。スバルのBRZがどうなるか現時点で明確な情報はないが、両社の担当部分は変わってもGR86とBRZが兄弟車としてラインナップされるのではないかと言う。またセットアップの違いで両車の走りの特徴が異なるクルマになるだろうとも言う。この時節柄BEVがラインナップされるのではとも言うが、その予定はないらしい。BEVの時代になってもスポーツカーは開発されるだろうが、GR86/BRZは次期型で終わりということらしい。開発は2025年のラインオフを目指して始まったということなので2025年のデビューが実現できるなら現行型は2021年からわずか4年で代替わりするというのは近年では異例の短さだが、今後予定されている各種の規制に対応するための決断だろうと言う。GT-R、GRスープラなど2025年には生産中止になりそうなスポーツカーは数多いが、そんな状況でもGR86は次世代を目指しているのはうれしいことかもしれない。価格は400万~450万くらいではないかと言う。GRヤリスもマイナー版が出るとか言うが、GR86がHVで出るなら一度ハイブリッドに乗ってみるか。でもあくまでうわさのレベルだからねえ、・・(^_-)-☆。

 

 

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