24日の日経平均株価は、前週末21日夕に日銀が金融政策決定会合(27-28日開催)で現行の緩和政策を維持するとの観測報道が伝わり円安・ドル高が進行するとともにナイト・セッション(夜間立会取引)で先物が急上昇、この流れを受け週明けの日経平均は買いが先行して上げ幅を拡大、後場寄り直後には3万2793円77銭(前週末比489円52銭高)まで上伸、買い一巡後は戻り売りに伸び悩んだが、下値は限定、大引けにかけて3万2700円近辺で推移、中でも値がさ主力株を中心に広範囲に物色され、東証業種別株価指数(全33業種)では鉄鋼、パルプ・紙、輸送用機器、電気・ガスなど30業種が値上がり、銀行、保険、海運の3業種が値下がり、東証プライム銘柄の81.8%が上昇して前週末比396円69銭高の3万2700円94銭と3営業日ぶりに大幅反発。東証プライムの出来高は12億3448万株、売買代金は2兆9727億円。騰落銘柄数は値上がり1501銘柄、値下がり279銘柄、変わらず55銘柄。市場は、日銀の政策維持観測を織り込みに行ったが、短期筋が中心でやはり結果を確認しないと買い進めにくい。FOMC(米連邦公開市場委員会、25-26日開催)を控えていることや決算シーズンでもあり積極的には動きにくいと先行きが見えにくいことに警戒のようだ。
24日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=141円台半ばで推移している。足元で上昇ピッチが速かったこともありドル売り・円買いが優勢となった。FOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合を控えてポジション調整の動きが主体との見方が多かった。日銀による金融政策の修正観測が後退する中でドル・円の下値も限られて昼前にはドル売りも一服。その後はほぼ横ばいで推移したが、午後は下げ幅を縮小する場面もあった。
週明けの個別は、コマツが2%台、トヨタ、ホンダ、三菱重工が1%台、パナソニックがほぼ1%と軒並み値を上げたが、三菱UFJは2%のマイナス、これは日銀が低金利政策を継続するとの観測から売られたようだが、日銀も能がないのか、効果のない金融政策を維持し続けているのはいただけない。頭がおかしいのか、黒田のアホに気を使っているのか、訳が分からない。もう少しきめ細かい金融政策を取るべきだろう、・・(◎_◎;)。
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