16日午前6時5分頃、長野県松本市の北アルプス・前穂高岳の5峰付近(約2800メートル)で女性が滑落したと、一緒に登山をしていた男性が110番。県警ヘリが女性を救助したが、死亡が確認された。女性は兵庫県加古川市のパート従業員(51)とみられ、約200メートル滑落していた。長野県警松本署で身元や死因、滑落の原因などを調べている。このほか県内では15日から16日にかけ、北アルプスを中心に山岳遭難が6件相次ぎ、女性1人が心肺停止状態で見つかり、男女5人が重軽傷を負った。

 

前穂高岳で女性が200メートル滑落し死亡、北アルプス中心に山岳遭難6件相次ぐ(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 

以前は前穂辺りは登攀ができる登山者しか入らなかったのだけど最近は一般登山道になっているようだ。前穂の方から上がってくる登山者はザイルを担いで腰には登攀用具をぶら下げたちょっと普通の登山者とは違う雰囲気の山屋ばかりだった。ルート上は横尾本谷経由よりも早く奥穂から涸沢に入れそうだが、距離が短いということはその分傾斜が急と言うこと。ガレ場も多いだろうしルートとしては上級者向けではある。ルート案内では前穂から奥穂とか西穂から奥穂、槍の北鎌尾根なんて場所は「難路、登攀可能な上級者向き」とか書いてあって一般縦走ルートにはなっていなかったんだけど知り合いが西穂から奥穂に縦走したら「危険な場所には鎖などが整備されていて危なくはなかった」とか言っていた。でもその知り合いは登攀もできる上級者だったからそう言えるのかもしれない。3千メートル級の山では一歩間違えば数百メートル落ちてしまうなんてところはどこにでもある。亡くなった方がどの程度の登山歴をお持ちの型か分からないが、自分の体力、技量を考慮してルートを選ぶべきだろう、・・(◎_◎;)。

 

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