6日の日経平均株価は5日の欧米株式が下落したことで始まりから売りが先行、7・10日の指数連動型ETF(上場投資信託)の決算絡みの売りも警戒されて午前9時8分には同480円76銭安の3万2857円94銭を付け、売り一巡後は下げ渋る動きをみせたものの積極的な買いはなく後場の現物株取引の開始前には先物にまとまった売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大、午後1時8分には、同700円98銭安の3万2637円72銭と今日の安値を付け、その後も模様眺めムードが広がる中、積極的な買いは見送られ、米国で現地6日には6月ADP雇用統計や5月貿易収支の発表を控えるが、時間外取引で米先物が下落したことも重しとなったようで前日比565円68銭安の3万2773円02銭と大幅に3日続落。終値ベースでは6月27日(3万2538円)以来、7営業日ぶりに3万3000円を割り込んで取引を終えた。東証プライムの出来高は15億18万株、売買代金は3兆5698億円。騰落銘柄数は値上がり318銘柄、値下がり1477銘柄、変わらず40銘柄で約80%が値下がりとなった。
6日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円を割り込み、6月28日以来のドル安・円高水準となっている。6日は株式市場で半導体関連銘柄を中心に売りが膨らみ日経平均株価が一時700円超と大きく値を下げリスクオフムードが広がった。アジア株も総じて軟調な中、円が低リスク通貨として評価される形で買われドル・円は7月序盤のレンジ圏だった144円台をあっさり下抜け。株式市場の大引けが近づくと一時143円70銭台まで軟化した。
週中の個別は日経平均が大きく下げた割のは小幅な下げでコマツが2%台、ホンダと三菱UFJが1%台の他は小幅な下げだった。欧米株安や先行き警戒で売りが入ったようだが、これまでの高値も投機的な要因があっただろうからこれと言った変化のない日本企業株が売られるのもやむを得ないだろう。ところでガソリンが高い。ハイオクは180円台に上がっている。レギュラーも171円とこれまでにない高値になっている。そんなに大量のガソリンを使うわけではないので上がっても大したことはないが、原因は為替だろう。日銀も相も変わらす超低金利を続けているが、もう少し為替の安定のための政策を実行すべきだろう。日銀はバカで能無しばかりなのだろうか、・・(◎_◎;)。
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