5日の日経平均株価は、4日の米国市場が休場で手掛かり材料に乏しかったが、日経平均は高値圏で利益確定売りが出やすく前場の早い段階で3万3041円14銭(前日比381円38銭安)まで下落、ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りへの警戒も重しとなったが、押し目買い意欲は根強く前場中盤には3万3389円22銭(同33円30銭安)まで引き戻す場面もあり後場は再度持ち直したが、買いは続かず総じて前場終値3万3303円00銭(同119円52銭安)近辺でもみ合い、東証業種別株価指数(全33業種)では精密、陸運、銀行など16業種が値下がりし、海運、医薬品、保険など17業種が値上がり、東証プライム銘柄の61.3%が下落して前日比83円82銭安の3万3338円70銭と続落。東証プライムの出来高は13億9100万株、売買代金は3兆3634億円。騰落銘柄数は値上がり632銘柄、値下がり1126銘柄、変わらず77銘柄。


5日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台半ばで底堅った。6月開催FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の公表を控えていることもあり、様子見ムードが根強い。事業会社の決済が集中しやすい5・10日に当たることから仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買いが優勢となった他、日経平均株価が下げ渋る動きを示したことなどが円売りを誘った面もありドル・円は144円60銭台まで上値を伸ばす場面があった。

 

週中の個別はトヨタ、ホンダ、三菱重工が小幅に上げたが、三菱UFJが1%台、コマツとパナソニックが小幅に下げて引けている。これと言った材料もなく押し目買いと利益確定で相場が動いているようだ。日経平均もこれ以上の高値は難しそうだからこの辺をピークにどっちに動くか探り合いだろう、・・(◎_◎;)。

 

日本ブログ村へ(↓)