30日の日経平均株価は、年金などによる月末・四半期末のリバランス(資金の再配分)売りが入って全体的に軟化、日経平均は下げ幅を拡大、前場の早い段階で3万2918円77銭(前日比315円37銭安)まで下落したが、一巡後は先物にまとまった買いが入ったことで一時3万3151円13銭(同83円01銭安)まで引き戻したが、買いは続かず、その後は上値の重い動き、後場は序盤に向けて弱基調となったが、その後は下げ幅を縮小、先物にまとまった買いが入ったこともあり終盤には3万3232円89銭(前日比1円25銭安)まで引き戻し、東証業種別株価指数(全33業種)では医薬品、陸運、卸売、ゴム製品など25業種が値下がり、海運、鉄鋼、繊維製品など8業種が値上がり、東証プライム銘柄の60.2%が下落し、前日比45円10銭安の3万3189円04銭と3日ぶりに反落。東証プライムの出来高は15億9740万株、売買代金は3兆7961億円。騰落銘柄数は値上がり655銘柄、値下がり1105銘柄、変わらず73銘柄。市場は、月末特有のドレッシング(お化粧)買いが入ったのではないか見るようだ。


30日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台後半で推移している。朝方からドル買い・円売りが優勢となりドル・円はジリ高で推移。事業会社の決済が集中する「5・10日」で国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測され午前中には145円台を付けた。フシ目を回復した達成感の他、為替介入への警戒感もあってその後は上げ幅を縮小。FRB(米連邦準備制度理事会)が物価指標の一つとして重視するPCE(個人消費支出)デフレーターの発表を控えて様子見ムードも強まった。

 

週末の個別は上げ下げまちまちだが、いずれも小幅、パナソニックが1%台、トヨタと三菱重工が小幅な上げ、ホンダ、三菱UFJ、コマツは小幅な下げ、三菱UFJは利益確定で売られたか。株価も3万3千円を境にもみ合いが続いているようでこの先もしばらくはこの状態が続くのだろうか、・・(◎_◎;)。

 

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