21日の日経平均株価は、中国景気の先行き懸念を背景に20日の欧米株式が下落したことから売りが先行、日経平均は下げ幅を拡大、前場の早い段階で3万3154円68銭(前日比234円23銭安)まで下落したが、売り一巡後は切り返し、海外投資家の買いが観測されると先物買いを交えて上げに転じ、前引け近くには3万3533円09銭(同144円18銭高)まで値を上げたが、後場は先物にまとまった売りが出て日経平均は再度マイナス圏入りする場面があるもすかさず盛り返して海外投資家の継続買いが観測されると上げ幅を拡大、一時3万3657円87銭(前日比268円96銭高)まで上伸、その後は伸び悩んだが、下値は限定、東証業種別株価指数(全33業種)では空運、保険、鉄鋼など27業種が値上がり、医薬品、精密など6業種が値下がり、東証プライム銘柄の61.0%が上昇して前日比186円23銭高の3万3575円14銭と続伸。東証プライムの出来高は13億860万株、売買代金は3兆8945億円。騰落銘柄数は値上がり1119銘柄、値下がり648銘柄、変わらず66銘柄。市場は、強いの一言だ。下がれば買いが入り、切り返してくる。外国人買いとともに買い戻しを誘い、需給相場の色彩が強い。そのうちピークアウトを迎えるだろうが、いつまで上昇トレンドが続くかは読めないと先行きは読みにくいようだ。
21日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=141円台後半で推移している。朝方は141円台前半で推移したが、日米における金融政策の方向性の違いが意識されジリ高歩調となった。午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円買いが観測された。また日銀の安達審議委員が、大規模な金融緩和策の修正は「時期尚早」などと述べた。昼すぎにかけては上昇が一服したが、日経平均が後場に上げ幅を拡大するとドル・円も上値を試した。
週中の個別はトヨタだけが1%台と下げている。トヨタ以外はホンダ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックが1%台、三菱重工が小幅な上げだった。欧米も景気減退、中国も景気減退だと資金の行き先がないので日本株に流れてくるのだろう。ここで利益確定すれば大儲けだろうけどまだまだ株で勉強したいのでこのまま放っておくことにしよう。まあ損をしなければいいことなのでね。損してもいいけどね、・・(◎_◎;)。
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