2日の日経平均株価は、1日の米株が上昇したことから買いが先行、海外投資家の資金流入が観測されると日経平均は上げ幅を広げ、一旦3万1400円台に乗せ、その後伸び悩む場面もあったが、後場は一段高となり、昼休み時に米上院は債務上限の効力停止などを盛り込んだ法案を可決、時間外取引で米株先物が堅調に推移、香港ハンセン指数などのアジア株高も支えとなり大引け間際には3万1555円54銭(前日比407円53銭高)まで上伸、東証業種別株価指数(全33業種)ではパルプ・紙、輸送用機器、不動産、保険など31業種が値上がり、海運、空運の2業種が値下がり、東証プライム銘柄の90.5%が上昇し、前日比376円21銭高の3万1524円22銭と大幅続伸。5月30日に付けたバブル経済崩壊後の高値(終値ベースで3万1328円16銭)を更新した。東証プライムの出来高は13億4221万株、売買代金は3兆5210億円。騰落銘柄数は値上がり1662銘柄、値下がり140銘柄、変わらず33銘柄。


2日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=138円台後半で推移している。朝方は時間外における米長期金利の上昇を受けてドル買い・円売りが優勢となったが、6月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ見送り観測から139円台では買いの勢いが弱まり昼すぎにかけて上げ幅を縮小。ただ前日の米下院に続き米上院でも債務上限停止法案が可決されたと伝わると一時は手じまいの動きが強まったが、日経平均が後場になって一段高となったこともありドル・円も持ち直した。

 

週末の個別は、びっくりするほど高値で引けている。パナソニックが4%台、トヨタが3%台、三菱重工が2%台、ホンダとコマツが1%台、三菱UFJだけが小幅な上昇だった。勢いで上げていると思った日経平均だが、欧米景気減退でそっちの方面の資金が回っているようだが、何時まで日本株に資金が流れ込むかその辺も注目だろう、・・(◎_◎;)。

 

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