26日の日経平均株価は、25日の米株がハイテク株中心に上昇したことで半導体関連株などに買いが先行、一時1ドル=140円台前半への円安・ドル高も背中を押して日経平均は前引けに3万1101円60銭(前日比300円47銭高)まで上伸、後場は短期的な過熱感が意識され利益確定売りに伸び悩み大引けにかけて3万900円近辺に押し戻され、東証業種別株価指数(全33業種)では空運、陸運、精密など8業種が値上がり、鉱業、石油石炭製品、証券商品先物など25業種が値下がり、東証プライム銘柄の74.7%が下落、TOPIX(東証株価指数)の4日続落(前日比0.31ポイント安の2145.84ポイント)につながったが、それでも前日比115円18銭高の3万916円31銭と続伸。東証プライムの出来高は12億1944万株、売買代金は3兆4058億円。騰落銘柄数は値上がり419銘柄、値下がり1371銘柄、変わらず45銘柄。市場は、国内投資家は利益確定売りに動いているが、海外勢は短期マネー中心に買いが継続している。高値警戒感を指摘する向きもあるが、乗り遅れた投資家の方が多いのではないかとまだ買いが続きそうだと見るようだ。


26日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=139円台後半で推移している。朝方は140円台前半で推移したが、国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測されて軟化。時間外取引で米長期金利の上昇が一服したこともドル・円の重しになった。米債務上限問題への警戒感がある他、週明け29日に米国が祝日となることから手じまいの動きも強まりドル・円は午後もジリ安で推移したが、終盤は下げ渋った。

 

週末の個別が三菱重工が3%近く上げたほかはトヨタ、ホンダ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックともに小幅に下げて引けている。日経平均は勢いで上げているもののいずれは下げると思っていたが、なかなか下がらない。どうも海外投資家が、経済減退傾向の欧米株から資金を引き揚げて日本株を買っているようだ。この傾向がどこまで続くか分からないが、当面は買い入れと利益確定がせめぎ合うような状況が続くだろう、・・(◎_◎;)。

 

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