18日の日経平均株価は、始まりから強い地合いの中、午前9時22分には同573円54銭高の3万667円13銭を付けたが、買い一巡後は短期的な利益確定や過熱感に対する警戒など上値を抑えられる動きが見られたが、後場に入り再度3万600円台を付け、前場の高値を視界に捉えるなど総じて堅調な展開が続き、前日比480円34銭高の3万573円93銭と大幅に続伸し、連日で年初来高値を更新して取引を終えた。終値ベースで3万500円台となるのは21年9月17日(3万500円)以来1年8カ月ぶり。東証プライムの出来高は14億2633万株、売買代金は3兆8007億円。騰落銘柄数は値上がり956銘柄、値下がり808銘柄、変わらず71銘柄だった。市場は、先日までは内需系やPBR1倍割れ銘柄が買われていたが、足元ではグローバル製造業が物色されるなど循環物色につながりそうだと続伸に期待のようだ。


18日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=137円台半ばで推移している。国内輸出企業による実需のドル売り・円買いも観測されドル・円は朝方から軟調に推移。米長期金利の低下も重し。豪4月雇用統計が弱い内容だったことから豪ドルに対する円買いが対ドルにも波及して137円30銭近辺まで下落した。米長期金利が持ち直したことから徐々にドル買いが強まり昼すぎには朝方の水準を回復したが、上値は重かった。

 

今日の個別はすべて上げ、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックともに1%台と堅調だった。何だか日経平均が上げ続けているが、特に何か材料があるわけでもない、何となく勢いのようで「裸の王様」のように「材料もないじゃないか」と言って下げるのか、それとも売り時を狙っているのか、まあ後者だろう。相場には勢いの必要でその勢いに乗ってどこまで行くのかを見極めたものが利益をつかむのだろう。それにしてもなかなかすごい上げ方ではある、・・(◎_◎;)。

 

日本ブログ村へ(↓)