11日の日経平均株価は、昨日10日の弱い動きから売りが先行、一時プラスに転じる場面が見られたが、買いの勢いが続かず軟調に推移、後場はやや買い優勢で取引を開始、底堅く推移したが、前日終値近辺でのもみ合いとなる時間帯が長く後場の値幅は61円強に留まるなど動意に乏しく前日比4円54銭高の2万9126円72銭と小反発して取引を終えた。東証プライムの出来高は13億148万株、売買代金は2兆9627億円。騰落銘柄数は値上がり740銘柄、値下がり1021銘柄、変わらず73銘柄だった。市場は、米国の債務上限問題で米国債のデフォルト(債務不履行)は考えにくいが、先行きの不透明感から積極的に買いづらいと米国の先行き不透明に困惑の様子ではある。


11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円台前半で推移している。朝方は前日の米国時間に発表された米4月CPI(消費者物価指数)を受けたドル売り・円買いが継続、やや上値の重い展開となったが、134円割れの水準で下げ止まった。国内輸入企業による実需のドル買いも観測されてその後は下げ渋ったが、積極的に戻りを試すような材料も乏しく戻りは限定的だった。

 

週中の個別はパナソニックが6%近くも上げた。これは営業利益の大幅増加が理由のようだ。他には三菱UFJが小幅に上げている。値を下げたのは三菱重工が3%台だが、これは昨日大幅に値を上げたことからその反動だろう。ホンダは2%近い下げ、コマツは1%台、トヨタは小幅に下げている。材料もなく買いも鈍い状況で米国の先行きも不当面となるともう何を見て買ったらいいのか見当がつかないだろう。そうなると優良銘柄の個別買いになるんだろうか、・・(◎_◎;)。

 

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