ロシアの民間軍事会社「ワグネル」がウクライナ東部の激戦地バフムトからの撤退を表明したことについて、アメリカのシンクタンクは「ロシアはバフムト攻略の優先度を下げた」と指摘しました。

アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は5日、激戦地バフムトについて「ロシア国防省はウクライナ軍の反転攻勢への準備のため、バフムト攻略の優先度を下げている」との見解を示しました。

そのうえで「ワグネル」が被った損害やロシア軍は新たな人員を配置する余裕がないことが前線のウクライナ軍に有利に働く可能性があると指摘しました。

一方、ウクライナのハンナ・マリャル国防次官は6日、「ワグネル」のバフムト撤退の表明に対して「敵の発表を深読みする必要などない」と切り捨て、「我々は常に最も陰湿なシナリオに備えるべきだ」と強調しました。(テレビ朝日)

 

米戦争研究所「ロシアはバフムトの優先度下げた」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

ロシアのウクライナ侵攻も訳が分からない状態になっているが、いずれにしても現代の戦争は金がかかる。ロシアも燃料と食料の輸出で賄っているんだろうけど相当に苦しいだろう。ウクライナは欧米の支援がなければもうとっくに万歳ではある。バフムト攻略のワグネルに武器弾薬の補給が途絶えたというのはロシアはウクライナの大規模反攻に備えるために武器弾薬を備蓄しなければならなくなったからだろう。そしてバフムトはカディロフの民兵が引き継ぐというが、もうバフムト攻勢と言うよりは何とか押さえてくれれば上出来でそれでいいということなんだろう。莫大な資金と資源を消耗して、それよりも多数の両国民の生命を犠牲にしてもういい加減にすればいいと思うが、戦争は始めるよりも終わらせる方がはるかにエネルギーを必要とするし、その決断をするのが難しい。ウクライナとロシアの間には妥協点と言うのは全く見当たらないので和平交渉は無理だろうし、そうするとこの戦争はまだまだ続くだろう。当該国どころか世界中にとって不幸なこの戦争が早く終わればいいのだが、そのためにはプースケに死んでもらうしかないだろう、・・(-_-メ)。

 

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