2日の日経平均株価は、始まりから為替の円安・ドル高を受けて買いが先行、2万9278円80銭(前日比155円62銭高)と高く寄り付いたが、昨日までの連日の年初来高値更新で利益確定売りも出やすく一巡後は下げに転じ、前場終盤には2万9083円13銭(同40円05銭安)まで軟化、後場は再度プラス圏に持ち直したが、戻りは限定、大引けにかけて上値が重く、半導体関連株などが高く指数を支えたが、明日からの5連休やFOMC(米連邦公開市場委員会、2-3日開催)などの重要イベントを控え、買いは鈍く、東証業種別株価指数(全33業種)では不動産、証券商品先物、海運など25業種が値下がり、精密、医薬品、電機など8業種が値上がり、東証プライム銘柄の60.8%が下落して、前日比34円77銭高の2万9157円95銭と小幅に4営業日続伸。3営業日連続で年初来高値を更新した。東証プライムの出来高は10億3952万株、売買代金は2兆6675億円。騰落銘柄数は値上がり623銘柄、値下がり1115銘柄、変わらず96銘柄。
2日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=137円台半ばで推移している。足元の上昇ピッチの速さも意識され、午前中は利益確定目的のドル売り・円買いが優勢となりやや上値の重い展開となった。137円台前半まで押される場面もあったが、午後になってRBA(豪準備銀行)が市場予想に反して利上げを発表。豪ドルに対する円売りが波及し、ドル・円はジリ高歩調となった。
連休中休みの個別で上げたのはパナソニックで2%台、ホンダは上げ下げなし、大きく下げたのはコマツで1%台、トヨタ、三菱重工、三菱UFJはいずれも小幅な下落だった。連休中でこれと言った材料もないのに何度か持ちこたえているようだ。米銀行の経営破綻は材料にはならなかったようだ。相変わらず国内には材料がないのも上げ幅が小幅な原因だろうか、・・(◎_◎;)。
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