7日の日経平均株価は、6日の米株高で買いが先行、日経平均は6日に大幅続落した反動もあり寄り付き後まもなく2万7591円15銭(前日比118円52銭高)まで値を上げたが、一巡後は伸び悩んで後場入り後には一旦下げに転じ、その後、再びプラス圏に戻し大引けにかけてやや持ち直したが、売買代金が2兆円を割り込むなど商いは薄く日本時間今夜の米3月雇用統計の発表を前に手控え気分となり、東証業種別株価指数(全33業種)では海運、銀行、精密など22業種が値上がり、電気・ガス、小売、鉱業など11業種が値下がり、東証プライム銘柄の62.4%が上昇し、前日比45円68銭高の2万7518円31銭と3日ぶり反発。東証プライムの出来高は8億2049万株と昨年12月30日以来の9億株割れとなり、売買代金は1兆9995億円と同年12月27日以来の2兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がり1146銘柄、値下がり595銘柄、変わらず94銘柄。市場は、今晩の米国株式は休場で米雇用統計を控え、様子見ムードだ。日経平均は4日にかけての上昇に対するスピード調整の意味合いが強いが、2万7500円を維持し、居心地の良い水準だ。ただきっかけがないと方向感が出にくいところでもあると材料がないことに不満のようだ。


7日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=131円台後半で推移している。米3月雇用統計を控える他、今晩の海外市場が聖金曜日の祝日で休場となるところが多く方向感の乏しい展開となった。午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されて強含む場面があったが、持ち高調整のドル売りにより上値を抑えられて失速。昼すぎにかけては持ち直したものの積極的に上値を追うような動きは見られず午後はほぼ横ばいで推移した。

 

週末の個別は、トヨタが小幅に下げた以外はすべて上げているが、三菱UFJが1%台のほかはホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックともに小幅で上げ方はささやかで日経平均にお付き合いのようだ。それにしても日本経済には勢いがない。これほど材料が出ないというのも珍しいだろう。最もそんな状態がずいぶん続いてはいるが、能無し元日銀総裁がいなくなったので少しは相場も動くだろうか、・・(◎_◎;)。

 

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