3日の日経平均株価は、先週末の米株の高騰を受けて広範囲に買いが先行、日経平均は前場の早い段階で2万8258円91銭(前週末比217円43銭高)まで上昇したが、アドバンテス、東エレクなどの半導体関連株安が重しとなって前場終盤には2万8120円71銭(同79円23銭高)まで伸び悩んだが、その後は円安・ドル高歩調もあって後場序盤にかけて持ち直すも買い進む動きにはつながらず2万8200円近辺でもみ合う場面が目立った。東証業種別株価指数(全33業種)ではNY原油先物高を背景とした鉱業、石油石炭製品やその他金融、銀行など31業種が値上がり、海運、ゴム製品の2業種が値下がりした。東証プライム銘柄では全体の78.9%が上昇、前週末比146円67銭高の2万8188円15銭と続伸。東証プライムの出来高は11億7975万株、売買代金は2兆8278億円。騰落銘柄数は値上がり1448銘柄、値下がり341銘柄、変わらず45銘柄。市場は、売り物を吸収しつつ粘り強い動きだ。ただ日経平均は直近で最後の『マド』をにらみその上には年初来高値が控えており正念場が近づいてる。上値を抑えられやすい状況とも言えると天井に注目のようだ。

 

3日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=133円台半ばで推移している。OPEC(石油輸出国機構)の減産発表を受けて朝方はドル買いが継続したもののその後は利益確定目的のドル売り・円買いが優勢となり午前10時すぎには132円台後半まで下落する場面があった。ドル売り一巡後は買い戻しにより下げ幅を縮小したが、積極的な動きは見られずドル・円の上値は限定的だった。

 

週明けの個別は日経平均が上げたことですべてプラス、パナソニックが2%台、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが1%台、トヨタとコマツが小幅だった。国内にこれと言った材料はなく米国市場に連動する状況は変わらない。少しくらい国内に材料が出て来ればいいのだが、・・(◎_◎;)。

 

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