31日の日経平均株価は、金融システム不安がさらに後退、30日の欧米株式市場で株が軒並み上昇、円安・ドル高も支えとなり始まりから買いが優勢、日経平均株価は前場序盤に2万8124円62銭(前日比341円69銭高)まで上伸し、一旦伸び悩んだ後、後場入り後には前場高値に接近する場面もあったが、その後は戻り売りに再び上値が重くなるも下値は限定され大引けにかけて2万8000円台を維持、東証業種別株価指数(全33業種)では鉄鋼、卸売、精密、輸送用機器など29業種が値上がり、海運、食料品など4業種が値下がり、東証プライム銘柄では全体の69.7%が上昇、前日比258円55銭高の2万8041円48銭と大幅反発。2万8000円回復は10日(終値2万8143円97銭)以来3週間ぶり。東証プライムの出来高は14億2527万株、売買代金は3兆7422億円。騰落銘柄数は値上がり1279銘柄、値下がり477銘柄、変わらず78銘柄。市場は、欧州系投資家が半導体などグロース(成長)株に買いを入れているが、まだ本格的なものではない。金融システム不安が和らぎ投資家心理は改善しつつあるが、買い戻しで結構値を上げた感がありここから上は慎重に対処するところだろうと高値の天井を警戒のようだ。


31日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=133円ちょうど近辺で推移している。午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが先行、133円50銭近辺まで上昇したが、やや戻りのピッチが速くポジション調整の動きもあって上げ幅を縮小した。米2月個人消費支出(PCE)デフレーターの発表を控えて様子見ムードも強まる中、午後は上値の重い展開となったが、終盤になって下げ渋る場面があった。

 

週末の個別はいずれも高値、トヨタと三菱UFJが2%台、ホンダ、三菱重工、パナソニックが1%台、コマツだけが小幅で引けた。金融不安は薄らいだようだが、ロシアのウクライナ侵攻は相変わらずで核戦争に発展する恐れもある。プースケには困ったものではある。お迎えが来ればいいのにと思うが、あの手はなかなか来ないだろう。国内はそうした煽りを受けてまた値上げラッシュが続く。企業の給与上昇はある程度実現したようだが、値上げに追いつくかどうか、・・(◎_◎;)???

 

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