24日の日経平均株価は、米長期金利の低下を背景にした円高・ドル安が重しとなり売りが先行、円高が進むとともに先物に散発的な売りが出て日経平均は一時2万7257円44銭(前日比162円17銭安)まで下落、その後3月期末配当取りの買いもあって一旦下げ幅を縮小したが、後場は弱含む場面もあったが、下値は限定、終盤にかけて再度下げ渋り、中でも金融セクターの軟調推移が目立ち、東証業種別株価指数(全33業種)では鉱業、その他金融、保険、銀行など19業種が値下がり、海運、電気・ガス、医薬品など14業種が値上がりし、前日比34円36銭安の2万7385円25銭と小幅続落。東証プライムの出来高は10億1922万株、売買代金は2兆5249億円。騰落銘柄数は値上がり850銘柄、値下がり881銘柄、変わらず105銘柄。市場は、海外投資家がグロース(成長)系に買いを入れている。米利上げペースの鈍化をにらみこの買いが広がるようなら指数上昇にも期待がかかると米利上げの状況に注目のようだ。


24日の東京市場でドル・円は130円20銭台と底堅い値動きが続く。米長期金利にらみの展開が続く中、米2年債利回りの下げ一服でドル売りは後退。ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで高値圏を維持するものの一段の上昇は抑制された。ここまでの取引レンジはドル・円は130円05銭から130円94銭、ユーロ・円は140円90銭から141円85銭、ユーロ・ドルは1.0818ドルから1.0839ドル。

 

週末の個別は日経平均が小幅安につられて金融以外の4銘柄が小幅安、トヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックは小幅に下げた。三菱UFJはちょっと大きく1%を超えた。唯一上げたのは三菱重工だったが、上げ幅は小幅だった。米国もいつまでも利上げができるわけでもないのでどこかで水平飛行に移行するんだろう、・・(^_-)-☆。

 

日本ブログ村へ(↓)