国会に一度も出席せず、参議院で除名処分となったガーシー前議員について、警視庁は著名人らに対して脅迫を行ったなどとして逮捕状を請求しました。
前参議院議員のガーシーこと東谷義和(ひがしたに・よしかず)氏(51)について、警視庁はきょう動画配信サイト上で著名人ら3人を常習的に脅迫したなどとして東京地裁に逮捕状を請求しました。警視庁はこれまでにガーシー氏の関係先の家宅捜索を行ったほか、任意の聴取を要請してきましたがガーシー氏は応じてきませんでした。
逮捕状が発布されれば今後警察庁を通じて外務省に旅券返納命令を求めるとともに国際手配に向けた手続きを進める方針です。警視庁はドバイで動画制作に関わったとみられる男性(40)についても逮捕状を請求しました。(テレビ朝日報道局)
国会議員であれば国会会期中は所属する議院の同意がなければ現行犯を除いて逮捕はされない。だから堂々と帰国して国会で謝罪して国会議員の身分を保持していればそう簡単には逮捕はされなかっただろう。ただし任意で捜査を受けて在宅送致されて起訴と言うのはあり得るが、・・。国外にいれば安全と言うことはない。国外に逃亡した自国民であれば簡単に引き戻すことができる。テレビのキャスターさんたちが誤解している「逃亡犯罪人引渡し条約」と言うのは犯行後自国に逃亡した外国人の引き渡しを受けることでこれは現在は米韓としか条約が締結されていないのでそれ以外の国であれば原則不可能である。国家は自国民を保護する義務があるのでいかなる理由があっても自国民を他国の官憲には引き渡さない。第三国に所在する外国人被疑者の場合は基本的には国籍国への送還が原則ではあるが、身柄を管理する国の判断で犯罪発生国に引き渡されることもある。いずれにしても警視庁も国会議員の身分を喪失するのを手ぐすね引いて待ち構えていたのだろう。外国にいれば何をしても捕まらないなんてことが広がったら日本は犯罪天国になってしまう。まあなんだかんだと話題をまいたが、これで一応の決着だろう。国会議員にもバカは大勢いるが、この御仁はちょっと毛色の変わった類ではあった。いずれにしても自分がやったことはきちんと責任を取るべきだろう、・・(^_-)-☆。
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