東日本大震災の時は職場にいた。椅子や机が踊り出し、棚が倒れる中でまさかあれほどの大震災とは思わず「大丈夫だから落ち着け」とパニックになった部下をなだめて落ち着かせていた。職場の被害は棚が倒れ、物が壊れた程度で人員に被害はなかった。しかしその後報道で津波に飲み込まれる街の様子を見て「これは日本で起こった現実か」とただただ唖然とするばかりだった。その後支援隊の編成などが始まりしばらくは不休の日々だった。支援隊に志願したが、諸般の事情でかなわなかった。東日本大震災で多くの人命が失われたことを無念に思う。人の命は時代や諸般の事情によって地球より重くなったり鴻毛より軽くなったりするが、人の命もそれ以外の生き物の命も命はやはり重いものと認識して尊重して欲しい。今も地球上では多くの人命が無残に失われているが、命は個人あるいはその個体にとっては一度かぎりのかけがえのないものなのだから。


命の重みを考えた瞬間

 

 

 

 

 

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