3日後場の日経平均株価は、米利上げペース拡大懸念が後退し、2日の米株が上昇したことで先物買いを交えて上げ幅を拡大、後場中盤には2万7961円21銭(前日比462円34銭高)まで上伸、その後上値が重くなったが、大引けにかけて高値圏を保ち、東証業種別株価指数(全33業種)では、精密、卸売、鉱業など30業種が値上がりし、保険、パルプ・紙、空運の3業種が値下がり、東証プライム銘柄では全体の80.6%が上昇、前日比428円60銭高の2万7927円47銭と大幅反発。昨年12月15日(終値は2万8051円70銭)以来ほぼ2カ月半ぶりの高値水準となる。東証プライムの出来高は12億6864万株、売買代金は3兆2500億円。騰落銘柄数は値上がり1479銘柄、値下がり279銘柄、変わらず77銘柄。
3日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=136円台半ばを軸にもみ合った。日経平均株価の高寄りもあって朝方には136円75銭近辺まで上昇したが、時間外で米長期金利の上昇が一服したことからドル売りが優勢となり国内輸出企業によるドル売り・円買いも観測され午前10時すぎには136円50銭近辺まで下落した。今晩の米2月非製造業景況感指数などを控えて様子見ムードも強まりその後は売り買いともに積極的な動きは見られず方向感なくもみ合った。
週末の個別はトヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックともに1%台の上げ、すべてが1%台と言うのも珍しい。しかし日経平均は相変わらず米国頼みの様相で今後はどうやって国内に材料を作っていくかが政治、経済両面の課題になるだろう、・・(◎_◎;)。
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