28日の日経平均株価は、27日の米株高で買いが先行、円安・ドル高も支えとなり前場前半には2万7585円17銭(前日比161円21銭高)まで値を上げるも買いは続かず一巡後は利益確定売りに伸び悩み後場終盤には下げに転じて2万7400円36銭(同23円60銭安)まで軟化、その後持ち直したが、上値は重く小高い水準にとどまり、東証業種別株価指数(全33業種)では海運、鉄鋼、鉱業など19業種が値下がりし、不動産、サービス、精密など14業種が値上がり、東証プライム銘柄では全体の53%が下落、前日比21円60銭高の2万7445円56銭と小反発。東証プライムの出来高は13億8807万株、売買代金は3兆3819億円。騰落銘柄数は値上がり806銘柄、値下がり973銘柄、変わらず56銘柄。
28日の東京外国為替市場で1ドル=136円台前半で推移している。追加の手掛かり材料難の中ドル・円は狭いレンジで方向感なくもみ合った。利益確定目的のドル売りもあって午前中は136円10銭近辺まで下落。一方下値を探るような材料もなくドル売り一巡後は下げ渋り午後には136円40銭近辺まで上昇する場面があった。今日は日銀副総裁候補の内田真一日銀理事と氷見野良三前金融庁長官が参院で所信聴取に臨んだが、市場の反応は限定的だった。
手持ち銘柄の出来は、トヨタ、ホンダが小幅に上げたが、コマツが1%台、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが小幅に下げている。しかしどうしてこうも日本市場には材料がないのだろう。もうここ数年間、米国眺めばかりでこれと言った材料が国内に出てきたためしがない。政治が悪いのか経営が悪いのか両方だろうが、日本の産業も先行き暗いのではないだろうか、・・(◎_◎;)。
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