夏目漱石の「坊っちゃん」、痛快青春小説としても登場人物がなかなかユニークでストーリーの展開が早くて面白いのだが、天才の書いた作品はなかなか奥が深いそうだ。漱石は一人の人間の持っている性格を坊っちゃん、山嵐、赤シャツ、野太鼓、うらなり、タヌキ校長と言った登場人物にそれぞれ割り振って描いて見せたんだそうだ。言われてみれば確かに人はあの作品に描かれた登場人物の性格をすべて持っているかもしれない。マドンナはと言えばちょっと謎めいた女に描かれていて「三四郎」に登場する美禰子にも似ている。若い頃の漱石はあんな女性に興味があったのかもしれない。いずれにしても天才の作品、ご本人に聞いてみないと分からないが、聞けるものなら聞いてみたい気がする、\(^_^)/😅🙆🆗🎃。