20日の日経平均株価は、前週末の米ハイテク株安が重しとなり半導体関連株などに売りが先行、前場の早い段階で2万7426円48銭(前週末比86円65銭安)まで値を下げ、一巡後は切り返し、一旦上げに転じたが、ディフェンシブ銘柄を中心に物色範囲を広げ、底堅く推移、後場は前週末終値近辺でもみ合う場面が多く大引けにかけてやや引き締まったが、値幅は28円にとどまり動意に乏しく、東証業種株価指数(全33業種)では証券商品先物、パルプ・紙、その他金融など26業種が値を上げ、海運、鉱業、電機など7業種が値を下げ、東証プライム銘柄では全体の71.3%が上昇、前週末比18円81銭高の2万7531円94銭と小幅ながら反発し、高値で引けた。東証プライムの出来高は10億1308万株、売買代金は2兆2925億円。騰落銘柄数は値上がり1310銘柄、値下がり467銘柄、変わらず60銘柄。


20日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円ちょうど近辺で推移している。事業会社の決済が集中する「5・10日」に伴う国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが活発化、午前中はジリ高で推移したが、134円台半ばで上値が重くなった。米国休場を前にした持ち高調整の動きもあって昼前からはドル売り・円買いに傾きドル・円は上げ幅を縮小。午後には134円を割り込む場面もあった。

 

週明けの個別は、三菱UFJ、コマツが1%台、ホンダが小幅に上げたが、パナソニックが1%台の下落、トヨタ、三菱重工も小幅に下げるなど痛み分けだった。大規模金融緩和からの脱却が話題になるなど金融株がこの先上げるだろうか。どっちにしても米国追従ばかりで国内で材料が出て来ないことには話にならない。企業の賃上げが恒常化して消費が増せば国内にも材料が出てくるだろう、・・(^_-)-☆。

 

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