17日の日経平均株価は、16日の米株が長期金利の上昇傾向で大幅に下落したことで寄り付き直後に2万7466円61銭(前日比229円83銭安)まで値を下げ、その後は円安・ドル高歩調を支えに下げ渋る場面もあったが、再び軟化、後場は上値が重く安値圏で停滞、アジア株が総じて安く時間外取引で米株先物もさえず重しとして意識され、東証業種別株価指数(全33業種)では精密、サービス、電機など17業種が値を下げ、ゴム製品、鉄鋼など16業種が値を上げるも東証プライムでは全体の61.7%が下落、前日比183円31銭安の2万7513円13銭と反落。東証プライムの出来高は11億1321万株、売買代金は2兆6692億円。騰落銘柄数は値上がり617銘柄、値下がり1134銘柄、変わらず86銘柄。
市場は、後場は円安・ドル高水準に振れているが、無視されている。アジア株安や米株先物安をにらみ見送り状態だ。日経平均は2万7500円を軸にしたレンジ相場から抜け切れず何かキッカケがないと方向性は出にくいと相場は混迷の様だ。
17日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円台後半で推移している。米1月PPI(生産者物価指数)などを受けて年内の米利下げ観測が後退する中、国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測され午前中のドル・円はジリ高で推移した。時間外における米長期金利の上昇も支え。午後になると米長期金利の上昇も一服したためドル買いの勢いも収まったが、横ばいで推移するなど高値圏を維持した。
週末の個別は、トヨタ、パナソニックの旧F1コンビが小幅に下げたが、ホンダ、三菱重工、コマツは1%台、三菱UFJは小幅に上げて引けている。方向性が出にくいと言うが、この時期はいつも国内材料がないので決算にらみの個別物色ではある。相変わらずこれと言った国内材料がないので相場は米国の様子見と個別物色だろう、・・(◎_◎;)。
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