6日の日経平均株価は、6日未明の日銀次期総裁を巡る報道で円安・ドル高が進行したことから買い優勢で始まり、円安メリットの輸出関連株などが物色され日経平均は前場終盤に2万7821円22銭(前週末比311円76銭高)まで上昇したが、後場は伸び悩み円安一服で買いが鈍る中、戻り売りに抑えられ大引け近くには2万7656円47銭(同147円01銭高)まで押し戻されたが、東エレクなどハイテク株の一角が安く指数の重しとなった面もあり、前日比184円19銭高の2万7693円65銭と4営業日続伸。東証プライムの出来高は13億1554万株、売買代金は3兆174億円。騰落銘柄数は値上がり1223銘柄、値下がり540銘柄、変わらず73銘柄。市場は、後場は円安が一服、売りに傾いた。日経平均2万8000円をにらむ水準は戻り売りが増えてくるレベルで上値が重くなってくる。決算発表が相次ぐ中、多くは上値を買い進めるような業績内容が期待できずしばらくもたつく可能性があると先行きは芳しくないようだ。
6日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=131円台後半で推移している。日銀の次期総裁人事をめぐる報道を受けて日銀による金融政策の修正期待が後退。朝方に132円40銭を付けた。その後一旦伸び悩んだが、131円半ばで下げ止まると再びドル高・円安が進行、132円台前半で推移。ただ昼前にはドル売り・円買いが優勢となり132円ちょうどを割り込むとドル・円は上げ幅を縮小した。
週明けの個別は三菱UFJだけが2%台と大きく値を下げたが、他は三菱重工が2%台、トヨタ、ホンダ、コマツが1%台、パナソニックが小幅と値を上げている。日銀新総裁選びも本格化しているようだが、大規模金融緩和政策からの脱却という難しい課題を背負うことになるという新総裁は人選が難しそうだ。能無し日銀総裁がマイナス金利などと言う緊急政策を長期にわたって引きずったことが大きな障害となっているようだ。こうした緊急措置は短期でさっと切り上げてほどほどのところでバランスを取っていればいいのだが、困った能無し総裁ではある、・・(◎_◎;)。
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