1日の日経平均株価は、1月31日の米株高で買いが先行、前場早々に2万7547円67銭(前日比220円56銭高)まで上昇したが、2万7500円台乗せ後は戻り売りに上げ幅を縮小、後場入り後は下げに転じ一時2万7322円79銭(同4円32銭安)まで弱含んだが、一巡後はプラス圏に戻すも上値は重く大引けにかけて小高い水準でこう着、日本時間2日未明のFOMC(米連邦公開市場委員会)結果の発表を前に手控えムードとなり、中でも日経平均プラス寄与度上位には東エレク、アドバンテストなどの半導体関連株やソフバンGなどが指数を支え、東証業種別株価指数(全33業種)では海運、鉱業、保険など10業種が値を上げ、陸運、ガラス土石製品、建設など23業種が値を下げ、東証プライム銘柄では全体の55%が下落、TOPIX(東証株価指数)の3日続落(前日比3.04ポイント安の1972.23ポイント)につながり、前日比19円77銭高の2万7346円88銭と小反発。東証プライムの出来高は11億900万株、売買代金は2兆8570億円。騰落銘柄数は値上がり749銘柄、値下がり1014銘柄、変わらず73銘柄。市場は、
戻り売りが出やすくFOMCを控えて持ち高調整売りも出やすい。FOMCはノーサプライズの可能性があるが、週末3日には米1月雇用統計を控えており引き続き様子見要因になる。結局決算にらみの個別株物色が中心で指数は方向感が出にくいのではないかと日替わり相場を予想のようだ。
1日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=130円台前半で推移している。午前中は国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測され一時129円85銭近辺まで下落したが、昼前には130円台を回復した。午後1時すぎからはドルを買い戻す動きがやや強まったが、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表やパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を前に積極性は乏しく130円台前半で上昇が一服するなど買いの勢いは衰えた。
週中の個別はトヨタ、ホンダの輸送機器が小幅に値を上げているが、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは小幅に値を下げて引けている。相場もあまり活発ではないようで個別に決算を見ながら、あるいは米国の状況を見ながらその日その日の優良株を買っているような状況ではある。まあ国内にはこれと言った材料がないから個別狙いか海外の材料を購入動機にする以外にはないのかもしれない。困ったものではある、・・(◎_◎;)。
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