複数の米メディアは27日、米空軍のマイク・ミニハン大将が2025年に台湾有事が起き、米中間で戦争になる可能性があるとのメモを作成し、空軍内で共有していたと報じた。メモはSNS上に流出した。国防総省関係者は本物だと認めた上で「省の見解を代表するものではない」と述べたという。

メモには「間違いであることを願う。直感では25年に我々は戦うことになる」と記してあった。24年に台湾総統選と米大統領選が行われることに触れ、直後の台湾有事を想定していた。射撃訓練の準備を急ぐよう指示した内容も含まれた。

ミニハン氏は現在、空軍航空機動司令部の司令官を務め、21年までインド太平洋軍の副司令官だった。21年に米インド太平洋軍司令官だったフィリップ・デービッドソン氏は、27年までに中国の台湾侵攻が起こりうるとの見方を米議会に示していた。

 

台湾有事で米中戦争の可能性「直感では25年に」…米空軍大将のメモ流出(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 

中国としては台湾侵攻を企てる場合、日本の軍事力の強化だの米軍や同盟国の包囲網だのと時間が経てば経つほど不利になるからやるなら早い方が都合がいいだろう。ただ台湾侵攻にはそれなりに準備期間がいるだろうから今すぐと言うわけにもいかないだろう。そうすると準備に2年、兵力の集中移動、物資の集積など準備に1年と言うと2025年と言うのはかなり確度が高く時期としても妥当だろう。中国が台湾侵攻を行った場合、日本は間違いなく紛争当事国になる。ハト派と言われる岸田政権が防衛力増強を打ち出したのもその危機感からだろう。ただ中国としても国家の命運を賭けた勝負になるのでやるとしても相当な覚悟が必要だろう。台湾は香港とは違うからなあ、・・(◎_◎;)。

 

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