20日後場の日経平均株価は、19日の米株安を受けて寄り付き直後に2万6320円96銭(前日比84円27銭安)まで軟化する場面があったが、売り一巡後は円安歩調もあって持ち直して上げに転じ、香港ハンセン指数高などアジア株の上昇も支えとなり後場入り後は先物にまとまった買い物が入ったのをきっかけに上げ幅を広げて引けにかけ強基調を保ち、前日比148円30銭高の2万6553円53銭と反発して高値で引けた。東証プライムの出来高は9億5227万株、売買代金は2兆2935億円。騰落銘柄数は値上がり1320銘柄、値下がり429銘柄、変わらず88銘柄。市場は、円安に加えてアジア株高もフォロー要因として意識されたが、今晩の米株が調整継続となれば日本株も押し戻されることになるだろう。来週後半からは22年4-12月期決算の発表が本格化し、徐々に個別株に焦点が移ってくると個別狙いへの移行に注目のようだ。
20日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=129円台前半で推移している。朝方は128円台前半で推移したが、日経平均株価が堅調に推移した他、米長期金利が底堅かったためドル・円もジリ高歩調となった。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測された。前日の堅調な米経済指標を受けて米金融引き締めの長期化を意識したドル買い・円売りもドル・円を支えたとの見方がある。
週末の個別は日経平均がプラスとなったことからすべてプラスとなっている。三菱重工、三菱UFJは1%台、トヨタ、パナソニックもほぼ1%の上げ、ホンダとコマツは小幅に上げている。それにしても相変わらず米国頼みの市場模様であるが、その後は優良株狙いに移行するという。優良銘柄ってどこなんだ、・・(◎_◎;)?
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