19日の日経平均株価は、昨日の大幅高の反動や18日の米株安を受け朝方から売りが先行、時間外取引で米株先物が下げたこともあり、軟調で推移、後場も売り優勢の展開から下げ幅を拡大、午後1時19分に同422円15銭安の2万6368円97銭と今日の安値を付け、その後も安値圏での動きが続き、円高傾向も重しとなって前日比385円89銭安の2万6405円23銭と3日ぶりに大幅反落して取引を終えた。東証プライムの出来高は10億5460万株、売買代金は2兆5173億円。騰落銘柄数は値上がり505銘柄、値下がり1247銘柄、変わらず86銘柄だった。市場は、米国景気の先行きに不透明感があるも昨日18日に発表された訪日外国人数を受けインバウンド関連が堅調だったが、外国人観光客の回復が見込まれることから折に触れ物色の矛先が向かいそうだとインバウンド関連に期待のようだ。
19日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=127円台後半で推移している。午前中は128円台半ばを軸にもみ合った。日銀が金融政策を据え置いたことで日米金利差の縮小観測が後退した一方米景気減速懸念の高まりが意識され売り買いが交錯した。時間外での米長期金利の低下を受け昼すぎからドル売り・円買いが加速。128円を割り込んだところでは下げ渋ったが、戻りは鈍かった。
今日の個別はさすがに全滅、トヨタ、ホンダ、三菱重工が2%台、三菱UFJ、コマツが1%台、パナソニックが小幅に下げて引けている。市場は米国頼みで米国の状況に一喜一憂のようだが、もう少し国内に材料が出ないものだろうか。お上がもう少ししっかりしてくれないといかんかな。しっかりしてもダメか、・・(>_<)。
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