12日の日経平均株価は、始まりから買いが先行、寄り付き直後には同101円61銭高の2万6547円61銭を付けるが、現地12日に発表される米12月CPI(消費者物価指数)を様子見気分が広がり前日終値を挟んだ小動きで方向感に欠ける展開となり、前日比3円82銭高の2万6449円82銭と小幅ながら5日続伸して取引を終えた。5日続伸となるのは22年7月13日から22日までの7連騰以来約半年ぶり。東証プライムの出来高は12億3892万株、売買代金は2兆8018億円。騰落銘柄数は値上がり742銘柄、値下がり1002銘柄、変わらず94銘柄だった。市場は、米12月CPIの発表や17-18日には日銀金融政策決定会合も控えることから積極的には手がけにくい状況が続くと米国の様子見のようだ。
12日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=131円台半ばで推移している。日銀が17-18日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検すると報じられ金融政策の修正をめぐる思惑が浮上。朝方にドル売り・円買いが優勢となった。米12月CPI(消費者物価指数)の発表を控えて様子見ムードも強くその後はほぼ横ばいで推移したが、日本の20年債利回りが上昇したこともありドル・円は午後になって下げ幅を拡大する場面があった。
週後半の個別は三菱UFJが5%台と大きく上げている。これは日銀総裁の入れ替えによる金融政策の変更を予想してのことだろう。トヨタ、コマツ、パナソニックは1%台の上げ、一方でホンダと三菱重工は小幅に下げて引けている。さすがに能無し日銀総裁とその取り巻きも大規模金融緩和政策の弊害について検討するようだ。マイナス金利なんてものは瞬間最大風速を利用して経済を刺激するもので10年も長々ずるずる続けるものではないだろう。能無しも少しは知恵を絞って見直した方がいいだろう、・・(^_-)-☆。
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