28日の日経平均株価は、27日の米国株式市場で長期金利の上昇を背景にハイテク株が下落したことで半導体・電子部品関連などの値がさハイテク株中心に軟化、一時2万6199円67銭(前日比248円20銭安)まで下押しするも売り一巡後は持ち直し大引けにかけて下げ渋ったが、戻りは限定され、前日比107円37銭安の2万6340円50銭と3日ぶりに反落。東証プライムの出来高は10億4796万株、売買代金は2兆3226億円。騰落銘柄数は値上がり826銘柄、値下がり911銘柄、変わらず101銘柄。市場は、戦意喪失の状態だ。下を売り込むのも難しいが、上を買い進むような状況でもない。インパクトのある材料は期待しづらい。中国が経済再開に動く中、資源が上がりインフレにつながることが警戒される一方で新型コロナウイルスの感染爆発による影響も依然不安視されると何だか八方塞がりの状況のようだ。


28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=134円ちょうど近辺で推移している。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあり朝方からジリ高で推移した。中長期債を対象とした国債買い入れオペを臨時で実施したことで日銀の金融緩和を継続する姿勢が示されドル買い・円売りを促したとの見方もある。昼すぎには134円40銭近辺まで上昇。一巡後は伸び悩んだが、134円ちょうど近辺では下げ渋った。

 

週中の個別は上げ下げ様々、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが小幅に下げたが、三菱重工は1%台、トヨタとコマツは小幅に上げている。この辺まで来るともう大きな取引はなく市場も様子見で年明け狙いだろう。何しろ不透明状況が多すぎて「こうなる」と言う予想はしにくいだろう。しかし、お上の経済対策だの日銀の金融政策だの一体何の効果があって投入した金はどこに言っているんだろうねえ、・・(^_-)-☆。

 

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