26日の日経平均株価は、前週末の米国株高で買いが先行、上げ幅を拡大し、前場早々には2万6438円65銭(前週末比203円40銭高)まで上昇し、その後伸び悩む場面もあったが、買い気は根強く午後に向けて持ち直しの動きとなり、指数面ではファーストリテ、東エレクなど値がさ株の上げが寄与したが、業種別では鉱業、非鉄金属などの資源株が引き続き堅調、一方、電気・ガスや保険・銀行などは安く、それでも前週末比170円62銭高の2万6405円87銭と反発。東証プライムの出来高は8億2050万株、売買代金は1兆7793億円。騰落銘柄数は値上がり1056銘柄、値下がり691銘柄、変わらず91銘柄。市場は、前週の下げと比べると戻りは鈍い。ただ材料面から買い上がる状況にはなく一方で再び売り急ぐ状況でもない。年末に向けては個人投資家による中小型物色の色彩が強まってくるだろうと年末で市場は静かなようだ。


26日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=132円台半ばで推移している。朝方は132円台後半で推移したが、午前10時前に132円30銭近辺まで急落する場面があった。商いが薄いところに国内輸出企業による実需の円買いが入り下げ足をやや速めたとの見方がある。午後には日銀の黒田総裁が講演で「(金融政策決定会合で決めた長期金利の変動幅拡大は)出口の一歩ということではない」などと述べたことが伝わったが、市場の反応は限定的でドル・円は132円台前半から半ばにかけてもみ合った。

 

週明けの個別は三菱UFJが2%近く下げた以外はすべて上げている。三菱重工が2%台、ホンダ、コマツ、パナソニックが1%台、トヨタが小幅だった。もう年末なのでそう大きく相場が嘘くこともないだろう。能無し日銀総裁は未だに「金融緩和の出口ではない」とか言っているが、その金融緩和自体が効果がないのだから別の政策を考えるべきだろうに未だに意地を張っているのは滑稽としか言いようがない。年内はこの程度のレベルで終わってまた年明けだろうけど国内材料には期待できそうもないのでまた米国頼みだろう、・・(;^_^A。

 

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