19日の日経平均株価は、前週末16日の欧米株安で売り優勢で始まり、欧米株ともに利上げ継続による景気減速懸念が根強く主要株価指数が3日続落、日経平均も下げ基調となり前場前半に2万7165円78銭(前週末比361円34銭安)まで下落、売り一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定され、中でも日経平均寄与度の高いファーストリテや東エレクなど値がさ株中心に軟調となり指数の重しになったが、銀行株の上げが目立ち、10月28日以来約2カ月ぶりの200日移動平均線割れで前週末比289円48銭安の2万7237円64銭と大幅に3営業日続落。東証プライムの出来高は9億7132万株、売買代金は2兆3596億円。騰落銘柄数は値上がり667銘柄、値下がり1082銘柄、変わらず90銘柄。市場は、この日は200日移動平均線を割り込み13週・26週・52週線の各移動平均線も下回り売りが加速するかと思われたが、午後の値動きを見る限りクリスマス休暇モードで一段の売りは出にくいようだ。週末にかけて海外フローも減り日経平均は2万7000円を挟んだレンジ内の動きになりそうだと急落に戸惑っているようだ。
19日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=136円台前半で推移している。序盤は明日に結果公表を控える日銀金融政策決定会合への思惑によりやや荒い動きとなった。朝方に136円60銭近辺まで上昇した後、日経平均株価の下落などを受けてドル売り・円買いに傾き午前11時すぎには135円75銭近辺まで下落。一部で報じられた政府・日銀の共同声明見直しについて松野官房長官が否定すると136円30銭台まで持ち直したが、その後は狭い範囲でもみ合った。
週明けの個別は三菱UFJが1%台と上げたほかはすべて下落、三菱重工が2%台、トヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックは1%台の下落。三菱重工が下げたのは装甲車を取りそこなったからだろうか。そんなことはないか。ニューヨーク原油が下げている割にはガソリンが高い。これも能無し日銀総裁のせいだろう。お上もやることなすこと裏目の後手後手でこの国はどうなるんだろうかねえ。政治家なんて票勘定と金勘定しかできないからなあ。情けない、・・(>_<)。
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