在日本中国大使館の報道官は16日、3文書について「中国の脅威をあおり、地域の緊張、対立を引き起こすものだ」と反発した。習近平(シージンピン)政権はとりわけ、敵のミサイル発射拠点を破壊する「反撃能力」保有に警戒感を強めている模様だ。

中国は、日本を射程に収める中距離弾道ミサイルを約1900発保有し、1988年発効の中距離核戦力(INF)全廃条約(2019年失効)の制約を受けてきた米軍を圧倒してきた。

日本政府は、反撃能力の手段として中国と同程度のミサイルを保有して米軍を補完するとみられており、「中国の優位が揺らぐ」(中国軍の内情に詳しい関係筋)との見方がある。

中国軍は、14~16日に空母「遼寧」や最新鋭ミサイル駆逐艦を含む計10隻以上の艦艇を沖縄近海の太平洋に向かわせた。日米に屈しない姿勢を示す狙いとみられる。

 

中国は安保3文書に反発「脅威あおり対立引き起こす」…「反撃能力」に強い警戒感(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 

ほら、見ろ、効いたろう。やっぱり中国は日本が長距離ミサイルを装備することを非常に嫌がっている。こうした長距離ミサイルを多数装備することはこれが目的、要するに「下手に手を出せばこっちも火傷するからやめておくか」という認識を引き出すことである。仮に日本に勝ったとしても自分も傷つけば次に出てくる米国には対抗できなくなってしまう。軍事力、おっと日本の場合は防衛力か、は本来は使うことなくその威力を以て相手の侵攻意思を抑止することで日本の長距離ミサイル装備に中国がこれだけ嫌がっていれば抑止力としての目的は達成したことになる。いくらミサイルをたくさん持っているからと言ってそんなものをバリバリ撃ちまくったら国家の未来はない。そうした戦力はあくまでも抑止力として使用すべきで本当に発射するときはあらゆる手を尽くしたが、万策尽き果てた最後の最後の状態ではある、・・(^_-)-☆。

 

日本ブログ村へ(↓)