15日の日経平均株価は、14日の米株安で朝方から売りが先行、寄り付き直後に同168円67銭安の2万7987円54銭と心理的なフシ目の2万8000円を割り込み今日の安値を付けるも売り一巡後は戻りを試す場面も見られたが、積極的な買いにつながらず売りに押され、後場も弱含みの展開となったが、騰落銘柄数は値上がり908銘柄、値下がり825銘柄、変わらず105銘柄で値上がり数の方が多く底堅さにつながったようで前日比104円51銭安の2万8051円70銭と3日ぶりに反落して取引を終えた。東証プライムの出来高は9億1376万株、売買代金は2兆2437億円だった。市場は、現地14日の米国株の下落を受けた取引としては下げ渋る動きを見せるなど底堅く推移し、地合いの良さが感じられると好感のようだ。
15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=135円台半ばで推移している。FOMC(米連邦公開市場委員会)で委員による政策金利見通しが引き上げられたことで米金融引き締めの長期化を見込んだドル買い・円売りが優勢となった。「5・10日」に伴う国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測された。積極的に上値を追うような展開にはならなかったが、午後になってもドル・円は底堅く推移して一時135円90銭近辺まで上昇する場面があった。
週中の個別は日経平均が下げた割には個別では上げが多い。ホンダとコマツが小幅に下げただけで三菱重工などは4%台と大きく上げているのは防衛費増大が影響しているようだ。その他、トヨタ、三菱UFJ、パナソニックが小幅に上げた。相変わらず米国追従だが、日本株が国内材料でしっかりと上げてくれればいいのだが、・・(^_-)-☆。
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