9日の日経平均株価は、米利上げペース減速観測により8日の米株が上昇したことから買いが先行、先物買いを交えて上げ幅を拡大、前場終盤には2万7952円80銭(前日比378円37銭高)まで上伸したが、午後は伸び悩むこともあったが、下値は限定、総じて高値圏で推移、半導体・電子部品関連の値がさハイテク株中心に堅調さを保ち東証プライム銘柄では全体の75.5%が上昇、前日比326円58銭高の2万7901円01銭と3日ぶりに大幅反発。東証プライムの出来高は11億2588万株、売買代金は2兆9321億円。騰落銘柄数は値上がり1387銘柄、値下がり372銘柄、変わらず77銘柄。市場は、前場は勢いよく上げたが、後場は静かで来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)に向けた重要イベント待ちの状態だ。米利上げペースの減速が観測されるが、一方で米景気後退がどの程度になるかが気になると米国頼みは変わらないようだ。

9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=136円ちょうど近辺で推移している。序盤は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが先行、136円台後半まで上昇したが、ポジション調整のドル売りに押されて失速。午前11時ごろには136円ちょうど近辺まで下落した。一旦下げ止まったものの米長期金利が時間外でも低下したことからドル・円は下値を探り、昼すぎには136円を割り込んで135円75銭近辺まで下落する場面もあった。

 

週末の個別は、ホンダが小幅に下げた以外はすべて値を上げた。三菱重工が1%台、トヨタ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは小幅で日経平均が大きく上げている割にはささやかだった。相場ももう長い間日本株の材料と言うのは見たことがない。何とか国内で材料が出て来ないとお上がいくら掛け声をかけてもどうにもならないだろう、そのお上も後手後手の手詰まりで日銀は能なしだから当分は経済復活もダメだろう、・・(>_<)。

 

日本ブログ村へ(↓)