8日の日経平均株価は、昨日の弱気が継続しているところに23年3月限の先物に断続的な売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大、午前10時55分には同270円74銭安の2万7415円66銭と今日の安値を付けたが、後場は底堅い展開となり取引終了間際には下げ幅を縮小する場面も見られたが、値幅は75円強に留まるなど動意には乏しく、前日比111円97銭安の2万7574円43銭と続落して取引を終えた。東証プライムの出来高は10億9111万株、売買代金は2兆6996億円。騰落銘柄数は値上がり630銘柄、値下がり1096銘柄、変わらず110銘柄だった。市場は、日本の株式市場が頼みとする米国株式市場も来週13-14日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え動きにくくなっていて方向感が出にくい相場となりそうだと頼みの米国の傾向が見えず弱気のようだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=137円ちょうど近辺で推移している。米長期金利が下げ止まる中、国内輸入企業による実需のドル買い・円売りに支えられてジリ高で推移した。寄り付き前の11月国際収支が9カ月ぶりに赤字となったことも円売りを誘ったとの見方がある。137円台に乗せると上昇も一服。昼すぎになってドル買いの勢いがやや強まると137円20銭近辺まで上昇する場面もあったが、戻り売りに上値を抑えられた。
週中の個別は、コマツがかすかに上げた以外は全滅、三菱UFJとパナソニックが1%ほど、トヨタ、ホンダ、三菱重工が小幅に下げた。頼みの米国市場が来週13-14日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果待ちで先行きが見えないので仕方がないだろう。為替は若干ドルが下げているが、まだまだドル高であるのに能無し日銀総裁はドルがちょっと下げたことに満足しきっていて相変わらず能無し何もしないのでまだまだ当分ドル高が続くだろう、・・(>_<)。
日本ブログ村へ(↓)