7日の日経平均株価は、米利上げ長期化に対する警戒感が続いて6日の米株が続落したことで売りが先行、前場早々に2万7646円78銭(前日比239円09銭安)まで下落したが、押し目買いに下げ渋り一時2万7786円25銭(同99円62銭安)まで持ち直す場面もあったが、買いは続かず後場入り後は上値が重くなり引けにかけて安値圏で停滞、日経平均寄与度の高いファーストリテや半導体・電子部品関連の値がさハイテク株中心に軟調となり、同指数を圧迫、前日比199円47銭安の2万7686円40銭と3日ぶりに反落。東証プライムの出来高は10億4570万株、売買代金は2兆6361億円。騰落銘柄数は値上がり1049銘柄、値下がり686銘柄、変わらず101銘柄。市場は、マーケットは米利上げ幅の縮小観測を利上げ停止が近いと思い込み先に米株が上昇したが、それも元に戻った印象だ。しかし来週13日の米11月CPI(消費者物価指数)や13-14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前にポジション・ニュートラルに向けた買い戻しが入る可能性もあると相変わらず米国注視のようだ。
7日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=137円台半ばで推移している。時間外で米長期金利が下げ止まるところ国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが優勢となり朝方のドル・円は強含みで推移した。ドル買い一巡後は上げ幅を縮小し、136円台後半まで押し戻されたが、昼ごろから再び上げ基調を強め午後2時前には午前中のドル高水準を上回る場面が見られるなどしっかりした展開となった。
週中の個別は、上げ下げまちまちだが、日経平均がけっこう下げた割には底堅い。コマツが1%、パナソニックが小幅に下げたが、三菱重工は1%台、三菱UFJもほぼ1%の上げ、トヨタ、ホンダも小幅ながら値を上げている。そう言えば株の配当が入ってくる。持っている株が少ないので大したことはないが、それでも貯金していても利子がつかず、ファンドラップやESG債などが大幅安で足を出している中、配当をもらえるのは貴重な収入でありがたい。先日銀行から国内株に投資しないかと誘われたが、国内株なら自分で買った方が配当も入るし、都合がいいので断ってしまった。何しろファンドラップやESG債で大損しているからねえ。自分の見た目の方が確かではある、・・(^_-)-☆。
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