2日の日経平均株価は、1日の米株が下落したことで広範囲に売りが先行、円高・ドル安も重しとなり先物に断続的な売りが出て下げ幅を拡大、前場後半には2万7662円12銭(前日比563円96銭安)まで下押したが、 売り一巡後は下げ渋り、前引けのTOPIX(東証株価指数)の下落率が2%を超えたことで日銀のETF(上場投資信託)買い思惑が支えとなり引けにかけて持ち直したが、戻りは限定され、2日夜に米11月雇用統計の発表があることから様子見もあり、東証業種別株価指数は全33業種が下落し、東証プライム銘柄の89.1%が値を下げた。前日比448円18銭安の2万7777円90銭と大幅反落。東証プライムの出来高は13億3329万株、売買代金は3兆1716億円。騰落銘柄数は値上がり167銘柄、値下がり1637銘柄、変わらず32銘柄。市場は、円高に振れたことでマクロ系ファンドが動いたとの話もあるが、要は短期筋が中心のようだ。米雇用統計を控えて海外投資家からのオーダーは薄いが、日本株は割安との認識から来年に向けて楽観視する声もあるとやや環境に期待のようだ。

2日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=135円台前半で推移している。朝方に135円ちょうど近辺まで下落。時間外で米長期金利が下げ渋る中、国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあって午前10時前には135円60銭近辺まで持ち直したが、昼にかけては135円ちょうど近辺まで押し返されるなど方向感の乏しい展開が続いた。今晩の米国で11月雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強まり午後は135円台前半でもみ合った。

 

週末の個別は日経平均と同調して全滅、三菱重工、コマツ、パナソニックが2%台、トヨタ、ホンダ、三菱UFJが1%台の下げ。ワールドカップで日本が勝つと株価が上がるとか言っていたが、あまり関係がないだろう。グッズが売れたりとか飲食店が儲かるとか多少の経済効果はあるだろうけど株価を動かすほどではないだろう。サッカーには興味がないが、なかなか賑やかではある、・・(^_-)-☆。

 

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