22日の日経平均株価は、円安・ドル高を支えに先物買いが先行、現物株にも買いが広がり前場中盤には2万8203円35銭(前日比258円56銭高)まで上昇、後場は利益確定に上値が重くなるも下値は限定、23日が「勤労感謝の日」で休場を前に手控え気分に傾いたが、TOPIX(東証株価指数)は4営業日続伸、1994.75ポイント(同22.18ポイント高)となり8月17日(2006.99ポイント)以来約3カ月ぶりの高値水準となり、東証株価指数は全33業種中32業種が値を上げた。中でもディフェンシブ系の電気ガス、医薬品や、金融セクターの保険、銀行などが業種別値上がり率上位に並び、東証プライム銘柄では全体の79.9%が上昇、前日比170円95銭高の2万8115円74銭と続伸。2万8000円台回復は16日(終値は2万8028円30銭)以来4営業日ぶりで、11日(同2万8263円57銭)以来7営業日ぶりの高値水準となる。東証プライムの出来高は12億428万株、売買代金は2兆9231億円。騰落銘柄数は値上がり1467銘柄、値下がり325銘柄、変わらず44銘柄。市場は、日経平均は上値抵抗線として意識されたフシ目の2万8000円をクリアしてきたが、戻り売りが出やすい水準に変わりはない。ここから上値を買う決め手に欠けており押し目買い・戻り売りの流れは続きそうだと警戒のようだ。


22日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=141円台後半で推移している。米国時間にやや戻りが急だったため朝方から昼ごろにかけてはドル売り・円買いが優勢となった。日本は23日が祝日、24日は米国が休場となるためポジション調整の動きも強まりやすかった。午後に入ってもドル・円は上値が重かったが、午後2時ごろからドル買い・円売りの勢いがやや強まりドル・円は下げ渋った。

 

22日の個別はすべて上げ、パナソニックが3%台、トヨタ、三菱重工、三菱UFJが2%台、コマツが1%台、ホンダがほぼ1%と好調だった。それでも国内に好材料があるわけではなく米国にらみの売り買いは変わってはいない。政治や経済政策がもう少ししっかりしてくれるといいのだが、票勘定しかできない政治家ばかりで頼りない。金融政策の要の日銀も能無しばかりで自分たちのやっていることが分かっていない。何とかならんか、この国も、・・(>_<)。

 

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