11日の日経平均株価は、10日発表の米10月消費者物価指数が市場予想を下回り、FRBによる利上げペースの減速が期待され、米国株式が急反発したことから先物買いを交えて上げ幅を拡大、前場中盤には2万8329円54銭(前日比883円44銭高)まで上昇、その後利益確定売りに伸び悩む場面もあったが、下値は限定され、後場はグロース(成長)株中心に物色が続き終盤にかけて引き締まり、葉梨法相更迭も反応は鈍く香港株高などアジア株高が支えとして意識され、前日比817円47銭高の2万8263円57銭と3日ぶり大幅反発、心理的なフシ目となる2万8000円超えは9月13日以来約2カ月ぶりとなる。東証プライムの出来高は17億4368万株、売買代金は4兆8749億円。騰落銘柄数は値上がり1260銘柄、値下がり517銘柄、変わらず59銘柄。
11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=141円台半ばで推移している。市場予想を下回る米10月CPI(消費者物価指数)を受けて急落した反動もあり東京時間のドル・円は持ち直した。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されたほか日経平均株価の大幅高を受けたリスクオンの動きも強まり午前中は一時142円45銭近辺まで上昇した。ただ時間外における米長期金利の低下などを背景にその後のドル・円は伸び悩み、昼ごろに142円を割り込むと次第に上値が重くなった。
週末の個別は上げ下げこもごも、トヨタが2%台、ホンダ、パナソニックが1%台、三菱UFJがかすかに上げている。一方で三菱重工は3%台と大きく下落、特に理由はなかったので利益確定だろうか。そのほかコマツが小幅に上げたので機械系がよくなかったのだろうか。週末円が139円台を付けるなど急激な円高になったが、米国の利上げ一服が原因なのか、円買い介入があったのかはっきりしない。米国の利上げペース減速でドルが売られたんだろうか。好きな区とも能無し日銀総裁の手柄ではなさそうだ、・・(^_-)-☆。
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