10日の日経平均株価は、米株安や主要暗号資産の暴落などで売りが先行、午前9時36分には同345円81銭安の2万7370円62銭を付けるなどリスク回避姿勢が強まり、主要指数の動意が乏しい中、消去法的に好業績銘柄への個別物色が中心となり、前日比270円33銭安の2万7446円10銭と大幅に続落して取引を終えた。東証プライムの出来高は12億7037万株、売買代金は3兆812億円。騰落銘柄数は値上がり620銘柄、値下がり1141銘柄、変わらず76銘柄だった。市場は、現地10日発表の米10月CPI(消費者物価指数)次第では次回12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ幅に影響もあり積極的には手がけにくいところと米国の状況が気がかりなようだ。
10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円台前半で推移している。朝方は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りに支えられたものの時間外における米長期金利の低下などを受けて次第に上値が重くなった。一方米10月CPI(消費者物価指数)の発表を控えていることから見送りムードも強く午後のドル・円は狭い範囲で方向感の乏しい展開となった。
週中の個別は上げ下げまちまち、ホンダが決算の不良から4%台の下落、トヨタとパナソニックが1%台を下げた。一方で三菱重工は1%台、三菱UFJとコマツは小幅に上げている。能無し日銀総裁が国会で「次をやろうと言う意思はない」とか言ったそうだが、いつまでも能無しにやられては日本中が困ってしまう。さっさと早く引いてほしい、・・(>_<)。
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