2日後場の日経平均株価は、始まりから売りが先行、FOMCを控え様子見ムードの中、1日の米株が下落したことから寄り付き直後に2万7546円88銭(前日比132円04銭安)まで値を下げ、一巡後は好決算銘柄物色を支えに持ち直して上げに転じ、一時2万7692円55銭(同13円63銭高)を付ける場面も買いは続かず後場は再びマイナス圏入り、総じて小安いレベルで動き、FOMCに加え、明日が休日であることなど手控え気分となり前日比15円53銭安の2万7663円39銭と3日ぶりに小反落。東証プライムの出来高は14億3069万株、売買代金は3兆3798億円。騰落銘柄数は値上がり739銘柄、値下がり1019銘柄、変わらず79銘柄。市場は、FOMCに休日控えで動きづらい。市場は12月の米利上げペース減速を織り込んでいてそれをひっくり返すようなニュアンスが示されれば当然ネガティブ材料になる。いずれにしろ結果を受けて米マーケットがどう反応するかが焦点だが、日経平均は次々に上値抵抗線をクリアして間近に迫った日足一目均衡表上の『雲』抜けという線も考えられるとやや期待交じりのようだ。
2日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台半ばで推移している。米長期金利の上昇一服を受けて朝方からドル売り・円買いが優勢となりドル・円は一時147円台前半まで下落した。北朝鮮が複数発の弾道ミサイルを発射、韓国の離島では空襲警報が発令されたとの報道もありリスク回避目的の円買いも入ったとの見方がある。その後はFOMCの結果公表を控えて見送りムードが強まり午後は方向感の乏しい展開となった。
週中の個別は上げ下げこもごも、パナソニックは米インフレ削減法による業績押し上げ効果に期待とかで9%台と大幅な上げ、ホンダが1%台、コマツが小幅に上げている。一方で三菱重工が2%台、トヨタと三菱UFJが小幅に下げている。三菱重工は3日続伸の反動で利益確定が出たんだろうか。政府は29兆円の経済対策を発表したが、政治家は票勘定しかできないバカばかり、能無し日銀はやっていることが効果がないことが分からないし、企業生き残りと言えば人件費抑制しか思いつかない考えなし経営者ばかりじゃあこの国も米国追従しかないのだろうかねえ、・・(>_<)。
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