21日の日経平均株価は、米長期金利の上昇を背景に20日の米株が下落したことから売りが先行、値がさ半導体関連株が買われて下げ渋るも買いは続かず再び軟化、先物売りを交え、引け間際には2万6869円38銭(前日比137円58銭安)まで下げて安値圏で推移、前日比116円38銭安の2万6890円58銭と続落。東証プライムの出来高は10億2666万株、売買代金は2兆5950億円。騰落銘柄数は値上がり350銘柄、値下がり1422銘柄、変わらず65銘柄。市場は、海外投資家はインバウンド(訪日外国人)系に利食い売りを出す一方、テクノロジー系にマネーがシフトしている。この動きが一時的か継続するかは分からないが、何かを売って何かを買うという感じで資金循環していると資金の螺旋運動を示唆している。
21日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=150円台前半で推移している。午前中は政府・日銀による円買い介入への警戒感から上値の限られた展開が続いた。昼すぎになると時間外で米長期金利が上昇したためドル買い・円売りがやや強まりドル・円は150円45銭近辺に浮上したが、週末ということもあって上値を追うような動きは見られずその後はほぼ横ばいで推移した。
週末の個別は三菱UFJが小幅に上げた他はすべて下げ、三菱重工が1%台、トヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックは小幅な下落、米国の長期金利上昇に振り回されているようだ。円は1ドル152円に近づいたところで政府・日銀の覆面介入が入ったようで146円台まで円高になったが、その後ややドルが盛り返して147円台で引けたようだ。円買い介入も市場に警戒感を与えることではいいだろうが、小手先ではなく根本的な対策が必要だろう。円安もメリットデメリットがあるが、現状ではデメリットが大き過ぎるのでバランスをとることが必要だろう。能無し日銀総裁は金融緩和を継続するというが、マイナス金利も緊急的な措置としてはいいが長期に続けることではないだろう。今の日本で大きく金利を上げる必要はないが、為替とのバランスをとることは必要だろうが、能無し総裁は自分のプライドに固執しているようだ、・・(>_<)。
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