14日後場の日経平均株価は、13日の米株が市場予想を上回る米9月CPI(消費者物価指数)を受けて急落して始まったが、その後一転して急上昇した流れを好感して直近4連敗の反動もあり買い戻し主導で上げ幅を拡大、後場早々には2万7180円16銭(前日比942円74銭高)まで上伸、円安基調もあって時間外取引での米株先物高やアジア株高も相場を後押しして一巡後は上値が重くなったが、下値も堅く、前日比853円34銭高の2万7090円76銭と5営業日ぶりに大幅反発。全面高となり、7日(終値2万7116円11銭)以来1週間ぶりに2万7000円を回復した。なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション10月限SQ(特別清算指数)値は2万6666円31銭。東証プライムの出来高は13億1931万株、売買代金は3兆2061億円。騰落銘柄数は値上がり1751銘柄、値下がり61銘柄、変わらず25銘柄。市場は、ショートカバー(買い戻し)が主体で米9月CPIへの警戒があっただけにイベント通過で目先的なアク抜け感が出たようだ。もっとも日経平均2万7000円回復後にさらに上を買っていくにはそれなりの支援材料が必要だろうとイベント通過によるアク抜け感による一時的な株高と見るようだ。

14日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台半ばで推移している。日経平均株価の大幅高を受けてリスクオンのドル買い・円売りが先行。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測され、ドル・円は一時147円45銭近辺まで上昇した。政府・日銀による円買い介入への警戒感からいったんは147円10銭近辺まで下落したが、昼にかけて持ち直しの動きをみせ、午後は再び147円45銭近辺まで上昇し、高値圏でもみ合った。

 

週末の個別は全勝、まあ全勝は当然だが、上げ幅はさほどでもない。三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックが2%台、トヨタとホンダの輸送機器が1%台だった。円安が止まらないが、投機的な相場による為替の急激な変動はよろしくないとか口で言っても無駄だろう。市場に金を流すための金利安もいいが、それで被害を被る企業もあるだろう。効果のない政策をいつまで続けても意味がないのが日銀の能無し総裁には分からんのだろうか。奇抜なところを突いて一時的に世間をあっと驚かせるが、長期的な視点がないのだろう。バランスの取れた金融為替政策が重要でそういうことができない能無しには早く辞めてもらおう、・・(^。^)y-.。o○。

 

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