12日の日経平均株価は、11日の米株がハイテク株中心に下落したことから半導体関連株などに売りが先行、一旦上げに転じた後、再び軟化、前場の早い段階で2万6313円41銭(前日比87円84銭安)まで値を下げ、その後、再度プラス圏に切り返したが、買い一巡後はマイナス圏に押し戻され、前引けにかけて小安い水準で推移、後場は前日終値を挟んでもみ合う場面が目立ち、13日発表の米9月CPI(消費者物価指数)などを控え、様子見気分に傾き、東エレクなど値がさ半導体関連株中心に安く指数の重しとなり、前日比4円42銭安の2万6396円83銭と小幅に3営業日続落、上げ下げを繰り返し、方向感の乏しい展開となった。東証プライムの出来高は11億6494万株、売買代金は2兆8020億円。騰落銘柄数は値上がり775銘柄、値下がり981銘柄、変わらず80銘柄。
12日の東京外国為替市場でドル・円は9月22日に政府・日銀が円買い介入をした直前の145円90銭近辺を突破し、1ドル=146円台前半で推移している。朝方は145円80銭近辺で推移したが、午前9時ごろに仕掛け的なドル買いにより上値を試し、24年ぶりのドル高・円安水準となる146円台を付けた。国内輸入企業によるドル買い・円売りも観測されてジリ高で推移し、昼前には146円40銭近辺まで上昇。午後は利益確定目的のドル売りにより上げ幅を縮めたが、146円台を維持するなど底堅く推移した。
週中の個別は、トヨタを除いてすべて下げた。トヨタは1%台の上げ、それ以外はパナソニックが1%台、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツが小幅に下げている。ドル円は146円台の半ばまで円安が進んでいるが、政府はなしのつぶて、能無し日銀はどうにもならないが、政府も何もしない。どうも今の内閣はあれこれ言うが、基本的に何もしない。何かをしても対症療法であれこれ言うが、何をしようとしているのか、何をしたいのか、その辺がよく分からない。「俺はこうしてこんな日本を作っていくんだ」とはっきり言うべきだろうと思うが、いつまで安全運転を続けるつもりだろうか。為替は上げても下げても痛みはあるが、どっちの痛みを敢えて取るのか、その理由は何なのか、その辺をはっきりすべきだろう。困ったものではある、・・(>_<)。
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